ヴィジュアル系のヘドバンについて

こんにちは。yukie,です。なかなか忙しくてこのブログに手を付けられず、半月以上ぶりの投稿になります。

 

そういえば、今月の初めは新元号:「令和」の発表の後に、Janne Da Arc の解散発表があってビックリしました。「yukie,のギャ男歴について」の記事にて触れましたがyukie,にとって大切な存在のバンドでしたし、何より終わり方が残念でならないです。

ジャンヌの話は長く出来ますがこれくらいにして、本題に入ろうと思います。今回は、「ヴィジュアル系バンドのライブでよく見られる “ ヘドバン ” 」について書いてみました!

 

ヴィジュアル系のヘドバンについて

ヘドバンって何?

ヘドバンつまりヘッドバンギング( head-banging )とは、V系的に説明すると

「ライブ中に頭を使って行うフリ」

の総称になります。基本的には曲のリズムに合わせて頭を使うことになりますし、観客だけでなくステージ上のバンドマンもヘドバンをすることがあります。

 

「ヘドバンはメタルバンドでやるもの」というイメージを持たれている方は多いと思いますが、V系の世界にも深くヘドバンの文化は根付いますし、ガラパゴス化が進んでいるからかV系ののヘドバンはバリエーションが豊かです。

( yukie,が過去に友達に連れて行ってもらった女性アイドルのライブでも、ヘドバンは見たことがあります。 )

V系のヘドバンの種類

yukie,は今までV系ライブにて様々なヘドバンを見たり体験してきましたが、V系でのヘドバンには大きく分けて3種類あると考えています。

 

ヘドバン種類①:折り畳み

「折り畳み」とは、上半身を前に倒すように曲げることを繰り返すフリのことです。ヘドバンというカテゴリーではありますが、本質は上半身を動かすことになります。

 

・分かりやすいイメージだとお辞儀のポーズです。「折り畳み」は「8の字」や「Vの字」に並んで最も基本的なヘドバンですし、初心者には一番やりやすいヘドバンでもあります。

 

・折り畳みをやる際の角度について、上半身を90度まで倒してしまうと辛いですし前の人に頭をぶつけてしまうので、周囲の状況を考慮しながら【 30~50度 】の範囲を意識して行うのが無難ですね。

 

ヘドバン種類②:頭のみ( 8の字・Vの字など )

ヘドバン図①

・「折り畳み」は上半身の動きがメインのフリでしたが、正統な頭のみ使うヘドバンには「8の字」「Vの字」等があります。ここでは自作のイメージ図を用意してみました。

ヘドバン図②

「8の字」とは、図②のように頭が「∞」のような軌道を描くヘドバンのことです。バンギャがやる場合は、髪の動きがダイナミックになるので見栄えが美しいです。

ヘドバン図③

「Vの字」とは、図③のように頭を左右に往復させるヘドバンのことで、頭の起動は「V」になります。「8の字」よりも頭を振るスピードを速くすることが出来るので、曲のテンポの特に速い部分でヘドバンをしようとすると、自然と「Vの字」型になります。

 

・頭だけ使うヘドバンだと、他には

○ 頭だけ「上下」に動かすヘドバン
○ 頭をぐるんぐるんと「円」を描くように回すヘドバン

等もありますね。

 

ヘドバン種類③:①&②以外( 頭+α )

・3種類目のヘドバンとは、頭に加え体の他の部位も使うヘドバンのことになります。yukie,が体験してきたものの中で名称の分かるものを挙げると、

拳ヘドバン( 頭&拳を振る )
土下座ヘドバン( 正座で頭を振る )
ひっぱり( 頭上の何かを掴んで引っ張りながら畳む)

等があります。上記以外にも、yukie,が知らないヘドバンはまだまだあるかもしれません。

 

・この「頭+αのヘドバン」は、他の音楽ジャンルのライブではなかなか見られないV系独特の文化になりますね。

 

ヘドバンのメリット・デメリットについて

ヘドバンのメリット

・ヘドバンをやることのメリットとしては、頭を振ることによって

☆ ライブを更に楽しめる
☆ バンドへの愛情表現になる
☆ 日頃のストレスを発散できる

ことになります。yukie,は現時点(2019/4)で少なくとも50以上のV系ライブでヘドバンをしてきましたが、ヘドバンをしないとライブを観に行った気にならないです。(笑)

ヘドバンのデメリット

・一方で、ヘドバンをすることのデメリットとしては、

★ 健康上のリスクがある
★ ヘドバン中はステージを観れない

ことになります。「折り畳み」であれば、上半身を起こす際にステージをチラッと見ることが出来ますが、その他のガッツリ頭を使うヘドバンではほぼ見れないです。しっかりボーカルや楽器隊の演奏を目に焼き付けたいという理由で、ヘドバンをしない方もいます。

・今回ヘドバンのことを記事にするにあたり、これだけは必ずお伝えしなくてはいけませんが、ヘドバンには健康上のリスクがあります。ヘドバンのやり過ぎによって、頚椎に深刻な病気や障害を抱えてしまったV系のバンドマンやアーティスト、一般人がいます。
・また1回のライブでヘドバンをしただけでも、その後しばらく首や肩に痛みを抱えたり、翌日の昼以降から本格的な筋肉痛になったりします。
・yukie,を含め、ヘドバンをやることが好きなバンギャやギャ男はたくさんいますが、ヘドバンをやる際は自己責任であることと、少しでも不安点があったらやらない方が良いことを、読者の皆様にはご理解いただければなと思います。

 

ヘドバンってやらなきゃダメ?

V系ライブに初めて参戦する方であれば、特に気にされることだと思いますが、 ※ ヘドバンを含めあらゆるフリは、やらなくてはいけないものではありません。観客一人一人が、各々の楽しみ方でライブを楽しむのが正解です。

ヘドバン以外のフリの場合、V系バンドマンがフリをやるように煽ってくることはありますが、ヘドバンの場合は「無理にしなくていいよ」というスタンスのV系バンドマンが多いです。それは、上述したように健康上のリスクがあるからです。

 

推しではないバンドでのヘドバンについて

細かい話になりますが、V系のライブに参戦した際に

・「初めて観に行ったけどファンになるかどうか分からない」
・「2マン/3マンのライブに来てて、推しではないバンドのライブ」

といった状況に遭遇することがあると思います。そういう状況において「ヘドバンはした方が良いのか?控えた方が良いのか?」ということを悩んでいた時期がyukie,にはあります。

 

上記にあるように、ヘドバンにはバンドへの愛情表現の意味があるので、好きな気持ちや応援したい気持ちがあれば、ヘドバンはした方が良いのかなと思います。ただ、繰り返しになりますがヘドバンには健康上のリスクがあるので、「興味のないバンドには大事な首を1mmも使いたくない」という考え方も出来ますね。(笑)

 

最近のyukie,の場合ですが、本命や推しではないバンドのライブでは首への負担の少ない「ゆっくり脱力ヘドバン」をするようにしています。ヘドバンそのものやV系全体が好きなのに、頑なに頭を振らないのも大人げないのかなと考えていますね。(汗)

 

最後に

実は、この記事の投稿(2019/4/18)の数日前にとあるV系ライブに参戦し、思いっきりヘドバンをしてきたところでした。ライブ中は、記事のことを頭の片隅に入れながら楽しんでいました。(笑)

 

yukie,は末永くライブに参戦するギャ男でありたいと願っていますが、首だけでなくも大切にしたいと考えています。もちろん、ヘドバンにスキンヘッドや短髪が相応しくないわけではないものの、やはり頭だけでなく髪も振れた方が楽しいです。

 

最後までご覧くださり、ありがとうございました!